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ミステリの形式や題材を更新しつつ、ジャンル外の諸要素も取り入れた現代ミステリを気鋭の作家10人から見定めるミステリ論集

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ミステリの形式や題材を更新しつつ、ジャンル外の諸要素も取り入れた現代ミステリを気鋭の作家10人から見定めるミステリ論集
2月24日発売予定


現代ミステリとは何か

二〇一〇年代の探偵作家たち


【編】

限界研

【編著】

蔓葉信博

【著】

孔田多紀/片上平二郎/坂嶋竜/詩舞澤沙衣/杉田俊介/竹本竜都/藤井義允/宮本道人/琳




四六判上製 352ページ

定価3,300円(本体3,000円+税)

ゲームやネット文化など周辺ジャンルと過去の遺産をともに取り込みながらも、独自の拡大と発展を続けるミステリ。特殊設定ミステリや異能バトルミステリといった二〇一〇年代の潮流を踏まえ、発展を牽引する代表作家を論じ尽くす。

目次
二〇一〇年代ミステリの小潮流、あるいは現代ミステリの方程式 蔓葉信博
シャーロック・セミオシス――円居挽論 琳
燃ゆる闘魂――森川智喜論 孔田多紀
想像としての「社会派」――深緑野分論 藤井義允
推理と想像のエンターテインメント――青崎有吾論 蔓葉信博
特殊設定ミステリプロトタイピングの可能性――白井智之論 宮本道人
唯物論的な奇蹟としての推理――井上真偽論 杉田俊介
我們の時代――陸秋槎論 坂嶋竜
作家だって一生推してろ――斜線堂有紀論 詩舞澤沙衣
あらかじめ壊された探偵たちへ――阿津川辰海論 片上平二郎
連帯と推理――今村昌弘論 琳
謎を分割せよ――「本格推理ゲーム」とSOMI論 竹本竜都
あとがきに代わる四つのエッセイ、あるいはミステリの未来に向けて 蔓葉信博

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現代ミステリとは何か [ 限界研 ]
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