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新刊情報

『現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵作家たち』(南雲堂)刊行記念イベント 法月綸太郎 × 限界研ミステリー塾 京都編 テン年代の向こう側

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『現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵作家たち』(南雲堂)刊行記念イベント 法月綸太郎 × 限界研ミステリー塾 京都編 テン年代の向こう側

http://cvbks.jp/2023/06/05/gendai_mystery/
イベントページに移動します。


【登壇者】
法月綸太郎
孔田多紀
坂嶋竜

蔓葉信博

【日時】
2023 年7 月8 日(土)17:30~20:30予定

【会場】
出町座
(京都市上京区三芳町133。出町柳駅より徒歩5分)

【イベント内容】
1987年から始まる新本格ムーヴメントを牽引したひとりである法月綸太郎。その著作では、新本格における叙述トリックの一般化などとは一線を画す探偵小説における古典的意匠の継承と現代化を模索し続けております。
また、創作活動とは別に「初期クイーン論」を始め、多彩なミステリ評論でジャンルの過去と現在との呼応関係を紐解いてきました。
このトークイベントは、氏が選考委員を務めた「メフィスト評論賞」の三名の受賞作家が参加した 『 現代ミステリとは何か 』 を中心に、受賞者である琳、孔田多紀、坂嶋竜と多種多様な展開を続ける現代ミステリの創作と批評の現在と未来について、語り尽くす空前絶後の一夜となります。
ミステリ創作と批評に関心のある方にとって、記念碑的な一日になることは間違いありません。どうぞこの一夜をお見逃しなく。

【登壇者プロフィール】
法月綸太郎(のりづき・りんたろう)
1964年島根県松江市生まれ。京都大学法学部卒業。 88 年 『 密閉教室 』 でデビュー。 02 年「都市伝説パズル」で第 55 回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。 05 年 『 生首に聞いてみろ 』 が第 5 回本格ミステリ大賞を受賞し、「このミステリーがすごい ! 2005 年版」で国内編第 1 位に選ばれる。 2013 年 『 ノックス・マシン 』 が「このミステリーがすごい ! 2014 年版」「ミステリが読みたい ! 2014 年版」で国内編第 1 位に選ばれる。

孔田多紀(あなた・たき)
1986年生まれ。同志社大学法学部卒。在学中はミステリ研究会に所属。「蘇部健一は何を隠しているのか?」でメフィスト評論賞円堂賞。

坂嶋竜(さかしま・りゅう)
1983年岩手県生まれ。筑波大学図書館情報専門学群卒業。「誰がめたにルビを振る」でメフィスト評論賞法月賞を受賞し、「メフィスト 2019Vol.3 」に掲載。主な活動には「横丁カフェ」にて Web 書評の連載、「本の雑誌二〇二一年八月号」掲載の法月綸太郎 10 選「スメルズ・ライク・クイーン・スピリット」などがある。また、 Youtube にて「文庫大研究」と題し、杉江松恋と二人で月ごとに文庫オリジナル作品を紹介している。

琳(りん)
日本推理作家協会会員。本格ミステリ作家クラブ会員。「『 都市伝説パズル 』 と後期クイーン的問題」で第一回日本推理作家協会 70 周年書評・評論コンクール受賞。「ガウス平面の殺人 虚構本格ミステリと後期クイーン的問題 」で第一回メフィスト評論賞受賞。

蔓葉信博(つるば・のぶひろ)
東京都生まれ。ミステリ批評家。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、探偵小説研究会、変格探偵小説研究会に所属。ミステリ誌「ジャーロ」、図書新聞などに評論、書評を寄稿するほか、探偵小説研究会編「本格ミステリ・ベスト 10 」では「国内本格」座談会を長く担当する。

【定員】
30名

【参加費】
①2,000円(イベント参加のみ)
②5,000円(イベント参加+書籍『現代ミステリとは何か 二〇一〇年代の探偵作家たち』税込3,300円)
(会場でお支払いください)

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