本格ミステリー・ワールド・スペシャル最新刊!不可能犯罪連発の奇想ミステリー劇場開幕!!



ときわ書房本店様で週間売れ行きランキングで第1位になりました。
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(※文芸書・ノベルス部門 11/24~11/30調べ)
島田荘司・二階堂黎人監修
本格ミステリー・ワールド・スペシャル最新刊
夏の海に浮かぶ氷付けの屍体!まっ白な雪原に浮かぶ妖精の足跡!
開けた採石場跡地で発見された奇妙な転落屍体!
不可能犯罪連発の奇想ミステリー劇場開幕!!
皆殺しの家
山田彩人著
四六判上製 336ページ
定価(本体1,800円+税)
警視庁の刑事である小倉亜季。亡くなった兄が自宅に匿っていたのは親友でもあり三人を殺害し指名手配中の久能だった。
兄の遺志を受け継ぎ久能を地下牢に匿ったが、亜季によって外界との接点を遮断され暇をもてあました久能は亜季の知る不可解な事件の謎を要求してきた。
本書の推理劇が幕を下ろしたとき、果たして、どんな感情が湧いただろうか。人間の無意識を刺激する「殺人事件はみんな大好き」だと、光彌は行動経済学から立証している。その大好きなものから生じる感情を先読みし、館、双子、密室、足跡のない殺人、クローズドサークル、あらゆる過去の作品のガジェットを使って、本格ミステリ・シュルレアリスムを本書は確立させた。(解説より:羽住典子)