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新刊情報

20年の本格ミステリジャンルを考察し、ミステリの新たな見方を提示する評論書

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20年の本格ミステリジャンルを考察し、ミステリの新たな見方を提示する評論書

12月8日頃発売予定

本格ミステリ大賞20年を論考し、21世紀の本格ミステリの本流をするどく抉る評論集!!

本格ミステリ作家クラブ協賛


本格ミステリの本流

本格ミステリ大賞20年を読み解く


【編】南雲堂
【著】浅木原忍/飯城勇三/乾くるみ/円堂都司昭/大森滋樹/佳多山大地/小森健太朗/千街晶之/杉江松恋/千澤のり子/蔓葉信博/法月綸太郞/波多野健/諸岡卓真/渡邉大輔

四六判上製 456ページ 定価(本体2,600円+税)


ミステリ作家、評論家の参加する団体・本格ミステリ作家クラブ会員の投票により、その年もっとも優れたミステリとして決定される本格ミステリ大賞。2001年からスタートしたこの賞の受賞作に投票をした会員によって受賞作・受賞作家の論考をまとめ、本格ミステリのより濃いエッセンスを抽出する本格ミステリ作家クラブ20周年記念論集。

本格ミステリの本流――本格ミステリ大賞20年を読み解く 目次
まえがき 円堂都司昭
2001年第1回 倉知淳『壺中の天国』論 千街晶之
2002年第2回 山田正紀『ミステリ・オペラ――宿命城殺人事件』論 円堂都司昭
2003年第3回 乙一『GOTH――リストカット事件』論  千街晶之
2003年第3回 笠井潔『オイディプス症候群』論 乾くるみ
2004年第4回 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』論 小森健太朗
2005年第5回 法月綸太郞『生首に聞いてみろ』論 蔓葉信博
2006年第6回 東野圭吾『容疑者Xの献身』論 杉江松恋
2007年第7回 道尾秀介『シャドウ』論 円堂都司昭
2008年第8回 有栖川有栖『女王国の城』論 波多野健
2009年第9回 牧薩次『完全恋愛』論 法月綸太郞
2010年第10回 歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』論 大森滋樹
2010年第10回 三津田信三『水魑の如き沈むもの』論 乾くるみ
2011年第11回 麻耶雄嵩『隻眼の少女』論 千澤のり子
2012年第12回 城平京『虚構推理――鋼人七瀬』論 渡邉大輔
2012年第12回 皆川博子『開かせていただき光栄です――DILATED TO MEET YOU』論 佳多山大地
2013年第13回 大山誠一郎『密室蒐集家』論 飯城勇三
2014年第14回 森川智喜『スノーホワイト――名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』論 千澤のり子
2015年第15回 麻耶雄嵩『さよなら神様』論 諸岡卓真
2016年第16回 鳥飼否宇『死と砂時計』論 小森健太朗
2017年第17回 竹本健治『涙香迷宮』論 蔓葉信博
2018年第18回 今村昌弘『屍人荘の殺人』論 諸岡卓真
2019年第19回 伊吹亜門『刀と傘――明治京洛推理帖』論 浅木原忍
2020年第20回 相沢沙呼『medium』論 飯城勇三
本格ミステリ二一世紀を振り返る 二〇〇〇ー二〇一〇年 円堂都司昭
本格ミステリ二一世紀を振り返る 二〇一一ー二〇一九年 諸岡卓真
本格ミステリ大賞 受賞作・候補作リスト



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