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2010年代ゲーム批評の結節点 限界研「プレイヤーはどこへ行くのか」

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2010年代ゲーム批評の結節点 限界研「プレイヤーはどこへ行くのか」
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プレイヤーはどこへ行くのか――デジタルゲームへの批評的接近

[編]限界研

[編著]竹本竜都/宮本道人

[著]北川瞳/草野原々/小森健太朗/蔓葉信博/冨塚亮平/西貝怜/藤井義允/藤田祥平/藤田直哉

四六判並製 336ページ 定価(本体2,500円+税)

3月24日本屋『B&B』にて刊行記念イベント
「ゲーム的実存と小説的想像力 -VR, AI, SF-」を開催いたします。
出演は限界研から藤井義允さん、宮本道人さんと今回の論集に参加いただいたSF作家の草野原々さん。ゲストに同じくSF作家の柴田勝家さんをお迎えします。

詳しくは本屋『B&B』さんのページをご覧下さい。

 

 

この度は、弊社書籍をお買い上げ頂き誠にありがとうございます。以下の通り、誤りがございますのでこちらの正誤表をご確認の上ご利用いただきますようお願いいたします。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。



デジタルゲームというメディア固有の体験は我々の世界観をどのように変えるものなのか。物語や表現を分析する従来の批評の枠組みだけでは、ゲームとは何かを論じることは容易ではない。インタラクティブ性に代表されるゲームの特質を解読するため、これまでにない視点を開拓した新時代の評論集。


目次
はじめに ゲームと現在/竹本竜都
第一部 ゲームとシステム
壁でできた世界―「死にゲー」からみるデジタルゲームの難易度論/竹本竜都
バトル・ロイヤル形式が抱えているルール上の問題点とその解決法について/藤田祥平
自律する〈増分〉と〈育成〉のゲーム―放置ゲーム論/北川瞳
反転する原作―ゲーム化論/藤井義允
「ゲームとシステム」を考えるための更なるキーワード
第二部 ゲームと身体
リアリティ・ミルフィーユに遍在するVTuberたち―複数キャラクター同時プレイ論/宮本道人
21世紀版「もの」への問い―「艦これ」と「FGO」を通して/小森健太朗
デジタルゲームのむなしさと人生のむなしさ/草野原々
記憶に触れること―『PRY』とタッチスクリーンの詩学/冨塚亮平
「ゲームと身体」を考えるための更なるキーワード
第三部 ゲームと社会
ディズニーツムツムとこれからのメディアミックス/蔓葉信博
「規則」と「約束」―『ストレンジャー・シングス』とゲーム/冨塚亮平
パチンコのゲーム性の変遷―演出・ボタン・規制/西貝怜
不幸な未来も「ゲーム」が作るのか?―「ゲーム」と「政治」に関する批判的ノート/藤田直哉
「ゲームと社会」を考えるための更なるキーワード
第四部 ゲームとゲーム
「カウンターゲーミング」と「メタフィクション」―批判的ゲームの可能性/藤田直哉
作品を乗っとる勲章―デジタルゲームの【実績】論/北川瞳
ModderはCODEと戯れる―ゲームのアーキテクチャとMOD論/竹本竜都
叙事的ゲームのインターフェース―そのボタンは有機的タイムマシンを起動する/宮本道人
「ゲームとゲーム」を考えるための更なるキーワード
おわりに ゲームと批評/宮本道人

 

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